夏目漱石俳句集 <季語別> 清水 [夏:地理]



清水 [夏:地理]




尻に敷て笠忘れたる清水哉  833

一八の家根をまはれば清水かな  1947

したゝりは歯朶に飛び散る清水かな  1948

宝丹のふたのみ光る清水かな  1949

ところてんの叩かれてゐる清水かな  1951

底の石動いて見ゆる清水哉  1952

二人して片足宛の清水かな  1953

懸崖に立つ間したゝる清水哉  1954

したゝりは襟をすくます清水かな  1955

市に入る花売憩う清水かな  1957

澄みかゝる清水や小き足の跡  1959

法印の法螺に蟹入る清水かな  1960

追付て吾まづ掬ぶ清水かな  1961

三どがさをまゝよとひたす清水かな  1962

汗を吹く風は歯朶より清水かな  1963

夏草の下を流るゝ清水かな  2510





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