夏目漱石俳句集 <五十音順> み


夏目漱石俳句集


<五十音順>






みあ 見上ぐれば坂の上なる柳哉 2372
見上ぐれば城屹として秋の空 78
見上げたる尾の上に秋の松高し 871
みえ 見えざりき作りし菊の散るべくも 957
みお 見送るや春の潮のひたひたに 932
見下して尾上に鹿のひとり哉 1983
みか 見返れば又一ゆるぎ柳かな 165
三日月や野は穢多村へ焼て行く 713
三河屋へひらりと這入る乙鳥哉 2426
みさ 御陵や七つ下りの落椿 744
みし 短かくて毛布つぎ足す蒲団かな 1460
短夜の芭蕉は伸びて仕まひけり 808
短夜の夢思ひ出すひまもなし 810
短夜や夜討をかくるひまもなく 1834
短夜を交す言葉もなかりけり 2077
短夜を君と寐ようか二千石とらうか 835
みす 水青し土橋の上に積る雪 538
水浅く首を伏せけり月の鹿 1982
水打て床几を両つ并べける 1221
湖は氷の上の焚火哉 467
湖や湯元へ三里時鳥 183
湖を前に関所の秋早し 1702
水涸れて城将降る雲の峰 1217
水かれて轍のあとや冬の川 530
水臭し時雨に濡れし亥の子餅 465
水烟る瀑の底より嵐かな 237
水攻の城落ちんとす五月雨 1215
水に映る藤紫に鯉緋なり 1100
御簾揺れて蝶御覧ずらん人の影 723
御簾揺れて人ありや否や飛ぶ胡蝶 763
みた 御手洗や去ればこゝにも石蕗の花 122
御手洗を敲いて砕く氷かな 329
みち 道端や氷りつきたる高箒 1477
路もなし綺楼傑閣梅の花 593
路岐して何れか是なるわれもかう 1692
みつ 三日雨四日梅咲く日誌かな 690
三日の菊雨と変るや昨夕より 2230
見付たる菫の花や夕明り 1806
見つゝ行け旅に病むとも秋の不二 111
みて 見て行くやつばらつばらに寒の梅 541
みと 御堂まで一里あまりの霞かな 2116
みな 南九州に入つて柿既に熟す 1259
みね 峰の雲落ちて筧に水の音 5
みの 蓑の下に雨の蓮を蔵しけり 1940
蓑虫のなくや長夜のあけかねて 71
みみ 耳の穴掘つてもらひぬ春の風 2477
耳の底の腫物を打つや秋の雨 2273
みも 見もて行く蘇氏の印譜や竹の露 2168
みや 宮様の御立のあとや温泉の秋 2120
みゆ 見ゆる限り月の下なり海と山 148
みる 見るうちは吾も仏の心かな 12
見るからに君痩せたりな露時雨 1754
見るからに涼しき島に住むからに 1856
見るからに涼しき宿や谷の底 1741


  

Copyright(C) まさじ (Masaji) 2009-

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