夏目漱石俳句集 <五十音順> せ


夏目漱石俳句集


<五十音順>





せい 静坐聴くは虚堂に春の雨の音 2393
聖人の生れ代りか桐の花 36
筮竹に梅ちりかゝる社頭哉 1567
晴明の頭の上や星の恋 1325
蜻蛉の夢や幾度杭の先 2140
蜻蛉や杭を離るゝ事二寸 191
蜻蛉や留り損ねて羽の光 2141
青楼や欄のひまより春の海 1902
せき 隻手此比良目生捕る汐干よな 1067
積雪や血痕絶えて虎の穴 490
石磴や曇る肥前の春の山 1137
寂として椽に鋏と牡丹哉 1322
石標や残る一株の枯芒 1445
鶺鴒や小松の枝に白き糞 2184
せく せぐゝまる蒲団の中や夜もすがら 1479
せつ 摂待や御僧は柿をいくつ喰ふ 949
絶頂に敵の城あり玉霰 546
絶頂や余り尖りて秋の滝 249
雪隠の壁に上るや梅の影 1601
雪隠の窓から見るや秋の山 1674
絶壁に木枯あたるひゞきかな 1456
絶壁や紅葉するべき蔦もなし 231
せの 瀬の音や渋鮎淵を出で兼る 214
せり 芹洗ふ藁家の門や温泉の流 644
せん 善か悪か風呂吹を喰つて我点せよ 1533
潺湲の水挟む古梅かな 1628
疝気持臀安からぬ寒哉 308
疝気持雪にころんで哀れなり 550
線香のこぼれて白き日永哉 2331
千社札貼る楼門の桜哉 2375
禅定の僧を囲んで鳴く蚊かな 804
先生の疎髯を吹くや秋の風 1723
先生や屋根に書を読む煤払 527
禅僧に旛動きけり春の風 1514
先達の斗巾の上や落椿 743
禅寺や丹田からき納豆汁 422
禅寺や芭蕉葉上愁雨なし 905
銭湯に客のいさかふ暑かな 821
宣徳の香炉にちるや瓶の梅 1589
善男子善女子に寺の菊黄なり 960
疝は御大事余寒烈しく候へば 1097


  


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