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夏目漱石俳句集 <制作年順> 年月不詳 (2500~2527)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 年月不詳 2500 忠度を謡ふ隣や春の宵 2501 帰り路は鞭も鳴さぬ日永かな 2502 馬市の秣飛び散る春の風 2503 春雨や四国遍路の木賃宿 2504 野を焼た煙りの果は霞かな 2505 春の水馬の端綱をひたしけり 2506 鶯や障子あくれば東山 2507 鳴く…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 大正4年~大正5年 (2435~2499)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 大正4年(1915年) 2435 春を待つ支那水仙や浅き鉢 2436 真向に坐りて見れど猫の恋 2437 柳芽を吹いて四条のはたごかな 2438 筋違に四条の橋や春の川 2439 紅梅や舞の地を弾く金之助 2440 春の川を隔てゝ男女かな 2441 萱草の一輪咲きぬ草の…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 大正3年-2 (2401~2434)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 大正3年(1914年) 2401 海見ゆる高どのにして春浅し 2402 白き皿に絵の具を溶けば春浅し 2403 筍は鑵詰ならん浅き春 2404 行く春のはたごに画師の夫婦哉 2405 行く春や経納めにと厳島 2406 行く春や知らざるひまに頬の髭 2407 鶯や髪剃あてゝ貰…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 大正3年-1 (2312~2400)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 大正3年(1914年) 2312 播州へ短冊やるや今朝の春 2313 松立てゝ門鎖したる隠者哉 2314 春の発句よき短冊に書いてやりぬ 2315 冠を挂けて柳の緑哉 2316 鶯は隣へ逃げて藪つゞき 2317 つれづれを琴にわびしや春の雨 2318 欄干に倚れば下から乙鳥…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治44年~大正2年 (2261~2311)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治44年(1911年) 2261 腸に春滴るや粥の味 2262 蝶去つてまた蹲踞る小猫かな 2263 たく駝して石を除くれば春の水 2264 鶏の尾を午頃吹くや春の風 2265 冠せぬ男も船に春の風 2266 涼しさや蚊帳の中より和歌の浦 2267 四国路の方へなだれぬ雲…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治43年-2 (2201~2260)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治43年(1910年) 2201 就中竹緑也秋の村 2202 数ふべく大きな芋の葉なりけり 2203 新らしき命に秋の古きかな 2204 逝く人に留まる人に来る雁 2205 鶏頭に後れず或夜月の雁 2206 釣台に野菊も見えぬ桐油哉 2207 思ひけり既に幾夜の蟋蟀 2…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治43年-1 (2115~2200)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治43年(1910年) 2115 独居や思ふ事なき三ケ日 2116 御堂まで一里あまりの霞かな 2117 花びらに風薫りては散らんとす 2118 ふと揺るゝ蚊帳の釣手や今朝の秋 2119 秋の思ひ池を繞れば魚躍る 2120 宮様の御立のあとや温泉の秋 2121 尺八を…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治41年~明治42年 (2044~2114)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治41年(1908年) 2044 日毎踏む草芳しや二人連 2045 二人して雛にかしづく楽しさよ 2046 鼓打ちに参る早稲田や梅の宵 2047 青柳擬宝珠の上に垂るゝなり 2048 居士が家を柳此頃蔵したり 2049 門に立てば酒乞ふ人や帽に花 2050 鶯の日毎巧みに…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治40年-2 (2001~2043)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治40年(1907年) 2001 酸多き胃を患ひてや秋の雨 2002 大鼓芙蓉の雨にくれ易し 2003 後仕手の撞木や秋の橋掛り 2004 朝日のつと千里の黍に上りけり 2005 露けさの庵を繞りて芙蓉かな 2006 露けさの中に帰るや小提灯 2007 かりがねの斜に渡る…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治40年-1 (1910~2000)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治40年(1907年) 1910 御降になるらん旗の垂れ具合 1911 隠れ住んで此御降や世に遠し 1912 御降に閑なる床や古法眼 1913 打つ畠に小鳥の影の屡す 1914 物いはぬ人と生れて打つ畠か 1915 長短の風になびくや花芒 1916 月今宵もろもろの影…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治37年~明治39年 (1851~1909)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治37年(1904年) 1851 人の上春を写すや絵そら言 1852 ともし寒く梅花書屋と題しけり 1853 鳩鳴いて烟の如き春に入る 1854 杳として桃花に入るや水の色 1855 雨ともならず唯凩の吹き募る 1856 見るからに涼しき島に住むからに 1857 骸骨を叩…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治33年~明治36年 (1780~1850)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治33年(1900年) 1780 新しき願もありて今朝の春 1781 菜の花の隣もありて竹の垣 1782 鶯も柳も青き住居かな 1783 新しき畳に寐たり宵の春 1784 春の雨鍋と釜とを運びけり 1785 折釘に掛けし春著や五つ紋 1786 ひとり咲いて朝日に匂ふ葵…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治32年-3 (1661~1779)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治32年(1899年) 1661 馬の子と牛の子と居る野菊かな 1662 温泉湧く谷の底より初嵐 1663 重ぬべき単衣も持たず肌寒し 1664 谷底の湯槽を出るやうそ寒み 1665 山里や今宵秋立つ水の音 1666 鶏頭の色づかであり温泉の流 1667 草山に馬放ちけり…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治32年-2 (1541~1660)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治32年(1899年) 1541 奈良漬に梅に其香をなつかしむ 1542 相伝の金創膏や梅の花 1543 たのもしき梅の足利文庫かな 1544 抱一は発句も読んで梅の花 1545 明た口に団子賜る梅見かな 1546 いざ梅見合点と端折る衣の裾 1547 夜汽車より白きを梅…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治32年-1 (1430~1540)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治32年(1899年) 1430 我に許せ元日なれば朝寝坊 1431 金泥の鶴や朱塗の屠蘇の盃 1432 宇佐に行くや佳き日を選む初暦 1433 梅の神に如何なる恋や祈るらん 1434 うつくしき蜑の頭や春の鯛 1435 蕭条たる古駅に入るや春の夕 1436 兀として…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治31年 (1327~1429)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治31年(1898年) 1327 行く年や猫うづくまる膝の上 1328 焚かんとす枯葉にまじる霰哉 1329 切口の白き芭蕉に氷りつく 1330 家を出て師走の雨に合羽哉 1331 何をつゝき鴉あつまる冬の畠 1332 降りやんで蜜柑まだらに雪の舟 1333 此炭の喞…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治30年-3 (1201~1326)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治30年(1897年) 1201 逃がすまじき蚤の行衛や子規 1202 蚤を逸し赤き毛布に恨みあり 1203 蚊にあけて口許りなり蟇の面 1204 鳴きもせでぐさと刺す蚊や田原坂 1205 夏来ぬとまた長鋏を弾ずらく 1206 藪近し椽の下より筍が 1207 寐苦しき門を…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治30年-2 (1101~1200)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治30年(1897年) 1101 生き返り御覧ぜよ梅の咲く忌日 1102 古瓦を得つ水仙のもとに硯彫む 1103 狸化けぬ柳枯れぬと心得て 1104 梓彫る春雨多し湖泊堂 1105 古往今来切つて血の出ぬ海鼠かな 1106 西函嶺を踰えて海鼠に眼鼻なし 1107 土筆物言…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治30年-1 (1039~1100)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治30年(1897年) 1039 生れ得てわれ御目出度顔の春 1040 五斗米を餅にして喰ふ春来たり 1041 臣老いぬ白髪を染めて君が春 1042 元日や蹣跚として吾思ひ 1043 馬に乗つて元朝の人勲二等 1044 詩を書かん君墨を磨れ今朝の春 1045 元日や吾…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治29年-5 (951~1038)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治29年(1896年) 951 菊咲て通る路なく逢はざりき 952 空に一片秋の雲行く見る一人 953 秋高し吾白雲に乗らんと思ふ 954 野分して一人障子を張る男 955 御名残の新酒とならば戴かん 956 菊活けて内君転た得意なり 957 見えざりき作りし菊の散るべく…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治29年-4 (841~950)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治29年(1896年) 841 国の名を知つておぢやるか時鳥 842 西の対へ渡らせ給ふ葵かな 843 淙々と筧の音のすゞしさよ 844 橘や通るは近衛大納言 845 朝貌の黄なるが咲くと申し来ぬ 846 紅白の蓮擂鉢に開きけり 847 涼しさや奈良の大仏腹の中 848…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治29年-3 (731~840)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治29年(1896年) 731 太刀佩くと夢みて春の晨哉 732 鳴く事を鶯思ひ立つ日哉 733 吾妹子に揺り起されつ春の雨 734 普化寺に犬逃げ込むや梅の花 735 紅梅は愛せず折て人に呉れぬ 736 花に来たり瑟を鼓するに意ある人 737 禿いふわしや煩ふて花の春 …
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治29年-2 (621~730)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治29年(1896年) 621 乱山の尽きて原なり春の風 622 都府楼の瓦硯洗ふや春の水 623 門柳五本並んで枝垂れけり 624 若草や水の滴たる蜆籠 625 月落ちて仏灯青し梅の花 626 春の夜を辻講釈にふかしける 627 蕭郎の腕環偸むや春の月 628 護摩壇…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治29年-1 (517~620)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治29年(1896年) 517 時鳥馬追ひ込むや梺川 518 暁の夢かとぞ思ふ朧かな 519 うかうかと我門過ぎる月夜かな 520 夕立の野末にかゝる入日かな 521 橋の霜継て渡れと書き残す 522 茶煙禅榻外は師走の日影哉 523 干網に立つ陽炎の腥き 524 …
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治28年-4 (391~516)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治28年(1895年) 391 寒月やから堀端のうどん売 392 寒月や薙刀かざす荒法師 393 寒垢離や王事もろきなしと聞きつれど 394 絵にかくや昔男の節季候 395 水仙は屋根の上なり煤払 396 寐て聞くやぺたりぺたりと餅の音 397 餅搗や小首かたげし鶏の面 …
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治28年-3 (281~390)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治28年(1895年) 281 朝桜誰ぞや絽鞘の落しざし 282 其夜又朧なりけり須磨の巻 283 亡き母の思はるゝ哉衣がへ 284 便なしや母なき人の衣がへ 285 卯の花に深編笠の隠れけり 286 卯の花や盆に奉捨をのせて出る 287 細き手の卯の花ごしや豆腐売 2…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治28年-2 (171~280)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治28年(1895年) 171 思ふ事只一筋に乙鳥かな 172 鶯や隣の娘何故のぞく 173 行く春を鉄牛ひとり堅いぞや 174 春の雨鶯も来よ夜着の中 175 春の雨晴れんとしては烟る哉 176 咲たりな花山続き水続き 177 桜ちる南八男児死せんのみ 178 鵜飼名…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治28年-1 (53~170)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治28年(1895年) 53 夜三更僧去つて梅の月夜かな 54 ゆく水の朝な夕なに忙しき 55 将軍の古塚あれて草の花 56 鐘つけば銀杏ちるなり建長寺 57 白露や芙蓉したたる音すなり 58 長き夜を唯蝋燭の流れけり 59 乗りながら馬の糞する野菊哉 60 馬に二人霧…
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夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治22年~明治27年 (1~52)

夏目漱石俳句集 <制作年順> 明治22年(1889年) 1 帰ろふと泣かずに笑へ時鳥 2 聞かふとて誰も待たぬに時鳥 明治23年(1890年) 3 西行も笠ぬいで見る富士の山 4 寐てくらす人もありけり夢の世に 5 峰の雲落ちて筧に水の音 6 東風吹くや山一ぱいの雲の影 7 白雲…
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夏目漱石俳句集 目次 <制作年順>

夏目漱石俳句集 <制作年順> 学生時代  明治22年 (1~2)  明治23年 (3~7)  明治24年 (8~37)  明治25年 (38~39)  明治27年 (40~52) 松山・熊本時代  明治28年 (53~516)  明治29年 (517~1038) …
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