テーマ:漱石の俳句歳時記

漱石の俳句歳時記 寒梅 [冬:植物] 見て行くやつばらつばらに寒の梅

見て行くやつばらつばらに寒の梅 漱石 ・全集(昭和10年)で532-571の40句は「正岡子規へ送りたる句稿 その十 一月二十八日」に収める。 ・句稿の末尾に「政」「一月二十八日」「愚陀仏稿」とある。 漱石俳句db 541季 語 寒梅 [冬:植物]制作年 明治29年 写真は寺家ふるさと村 撮…
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漱石の俳句歳時記 枯蘆 [冬:植物] 枯蘆の廿日流れぬ氷哉

枯蘆の廿日流れぬ氷哉 漱石 ・全集(昭和10年)で430-490の61句は「正岡子規へ送りたる句稿 その九 十二月十八日」に収める。 ・句稿の末尾に「大政」「十二月十八日 今度のはなくしてはいやであります。悪句には△か□の符号をつけ玉へ。」「愚陀仏稿」とある。 漱石俳句db 472季 語 枯蘆 [冬:植物]…
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漱石の俳句歳時記 大根 [冬:植物] 塚一つ大根畠の広さ哉

塚一つ大根畠の広さ哉 漱石 日浦山二公の墓に謁す 〔二句〕 ・全集(昭和10年)で389-429の41句は「正岡子規へ送りたる句稿 その八 十二月四日夜」に収める。 漱石俳句db 427季 語 大根 [冬:植物]制作年 明治28年 写真は民家の畑 撮影 2017年9月11日 場所 神奈川県…
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漱石の俳句歳時記 枯柳 [冬:植物] 枯柳緑なる頃妹逝けり

枯柳緑なる頃妹逝けり 漱石 ・全集(昭和10年)で319-387の69句は「正岡子規へ送りたる句稿 その七 十一月二十二日」に収める。 漱石俳句db 338季 語 枯柳 [冬:植物]制作年 明治28年 写真は三渓園の枯柳 撮影 2017年10月3日 場所 神奈川県・横浜市
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漱石の俳句歳時記 葱 [冬:植物] 筋違に葱を切るなり都振

  筋違に葱を切るなり都振 漱石 ・1506-1536の31句は、漱石が明治三十二年頃使っていた手帳に記されている。この手帳には、子規へ送りたる句稿三十二、三十三、三十四、三十五にみられるおびただしい句の初案・下書きや推敲の跡が録されている。 漱石俳句db 1524季 語 葱 [冬:植物]制作年 明治32年 …
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漱石の俳句歳時記 菊枯るる [冬:植物] 床の上に菊枯れながら明の春

床の上に菊枯れながら明の春 漱石 ・全集(昭和10年)で1327-1356の30句は「正岡子規へ送りたる句稿 その二十八 一月六日」として収める。1356のあとに「正」「愚陀仏庵」と記す。 漱石俳句db 1343季 語 菊枯るる [冬:植物]制作年 明治31年 写真は横浜市青葉区にて 撮影 2…
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漱石の俳句歳時記 寒菊 [冬:植物] 寒菊や京の茶を売る夫婦もの

寒菊や京の茶を売る夫婦もの 漱石 ・1773-1779の7句は全集(大6)が「明治三十二年頃」として収める。 漱石俳句db 1774季 語 寒菊 [冬:植物]制作年 明治32年 写真は横浜市青葉区にて 撮影 2007年12月15日 場所 東京都・町田市三輪町
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漱石の俳句歳時記 枯るる [冬:植物] 枯ながら蔦の氷れる岩哉

枯ながら蔦の氷れる岩哉 漱石 ・全集(昭和10年)で430-490の61句は「正岡子規へ送りたる句稿 その九 十二月十八日」に収める。 ・句稿の末尾に「大政」「十二月十八日 今度のはなくしてはいやであります。悪句には△か□の符号をつけ玉へ。」「愚陀仏稿」とある。 漱石俳句db 466季 語 枯るる [冬:植…
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漱石の俳句歳時記 冬枯れ [冬:植物] 冬枯れて山の一角竹青し

冬枯れて山の一角竹青し 漱石 ・全集(昭和10年)で389-429の41句は「正岡子規へ送りたる句稿 その八 十二月四日夜」に収める。/『海南新聞』(明治29年1月24日)/承露盤。 漱石俳句db 411季 語 冬枯れ [冬:植物]制作年 明治28年 写真は横浜市青葉区にて 撮影 2011年1…
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漱石の俳句歳時記 橙 [冬:植物] 橙も黄色になりぬ温泉の流

橙も黄色になりぬ温泉の流 漱石 ・2453-2483の31句は、大正5年ころ使っていた手帳に記された句。全集(昭10)が「春頃」として収める。 漱石俳句db 2460季 語 橙 [冬:植物]制作年 明治31年 写真は横浜市青葉区にて 撮影 2010年11月27日 場所 神奈川県・横浜市青葉区…
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漱石の俳句歳時記 蜜柑 [冬:植物] 降りやんで蜜柑まだらに雪の舟

降りやんで蜜柑まだらに雪の舟 漱石 ・全集(昭和10年)で1327-1356の30句は「正岡子規へ送りたる句稿 その二十八 一月六日」として収める。1356のあとに「正」「愚陀仏庵」と記す。 漱石俳句db 1332季 語 蜜柑 [冬:植物]制作年 明治31年 写真は町田市三輪町の蜜柑畑 撮影 …
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漱石の俳句歳時記 茶の花 [冬:植物] 茶の花や白きが故に翁の像

茶の花や白きが故に翁の像 漱石 ・全集(昭和10年)で114-159は「正岡子規へ送りたる句稿 その二」に収める。 漱石俳句db 130季 語 茶の花 [冬:植物]制作年 明治28年 写真は町田市三輪町の道端に咲く茶の花 撮影 2008年11月22日 場所 東京都・町田市三輪町
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漱石の俳句歳時記 寒牡丹 [冬:植物] 雪ながら書院あけたる牡丹哉

雪ながら書院あけたる牡丹哉 漱石 ・全集(昭和10年)で969-1030の62句は「正岡子規へ送りたる句稿 その二十一 十二月」として収める。1030の句の後に「漱石拝」とある。 漱石俳句db 984季 語 寒牡丹 [冬:植物]制作年 明治29年 写真は町田市三輪町高蔵寺の庭に咲く寒牡丹 撮影…
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漱石の俳句歳時記 帰花 [冬:植物] 一輪は命短かし帰花

一輪は命短かし帰花 漱石 ・全集(昭和10年)で319-387の69句は「正岡子規へ送りたる句稿 その七 十一月二十二日」に収める。 漱石俳句db 344季 語 帰花 [冬:植物]制作年 明治28年 写真は横浜市寺家ふるさと村に咲く帰花 撮影 2015年11月19日 場所 神奈川県・横浜市青…
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漱石の俳句歳時記 海苔 [春:植物] 生海苔のこゝは品川東海寺

生海苔のこゝは品川東海寺 漱石 ・全集(昭和10年)で612-712の101句は「正岡子規へ送りたる句稿 その十二 三月五日」として収める。 漱石俳句db 692季 語 海苔 [春:植物]制作年 明治29年 写真は横浜市で唯一の自然海岸がある野島沖で養殖した海苔 撮影 2017年8月28日 …
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漱石の俳句歳時記 盆梅 [春:植物] 盆梅の一尺にして偃蹇す

盆梅の一尺にして偃蹇す 漱石 ・全集(昭和10年)で1537-1641の105句は「正岡子規へ送りたる句稿 その三十三 二月」として収める。1641の後に「大政」「漱石稿」とある。なお、この句稿の句はすべて「手帳」(1506参照)に配列もほぼ同様に記されている。/『春夏秋冬』。 漱石俳句db 1622季 語 …
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漱石の俳句歳時記 粟の穂 [秋:植物] 群雀粟の穂による乱れ哉

群雀粟の穂による乱れ哉 漱石 ・漱石は七月四日に妻を伴って上京、九月七日まで東京に滞在した。 ・1218-1258の34句は、この間子規主催の句会に参加しての作。 ・1243-1258の16句は九月四日の句会稿に見える。 ・句会稿。/『春夏秋冬』/承露盤(明治31年)。 漱石俳句db 1251季 語 粟…
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漱石の俳句歳時記 粟 [秋:植物] 山里や一斗の粟に貧ならず

山里や一斗の粟に貧ならず 漱石 ・漱石は七月四日に妻を伴って上京、九月七日まで東京に滞在した。 ・1218-1258の34句は、この間子規主催の句会に参加しての作。 ・1243-1258の16句は九月四日の句会稿に見える。 ・句会稿。/新聞『日本』(明治30年10月6日)/『春夏秋冬』/承露盤。 漱石俳…
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漱石の俳句歳時記 黍 [秋:植物] 黍行けば黍の向ふに入る日かな

黍行けば黍の向ふに入る日かな 漱石 ・2103-2113の10句(2111を除く)は、満韓旅行中の句で、いずれも日記中にみえる。日記(九月二十四日)。 ・2103-2104の2句は長春の宿(三義旅館)で書いた。 漱石俳句db 2103季 語 黍 [秋:植物]制作年 明治42年 写真は市川市万葉植物園の…
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漱石の俳句歳時記 草の花 [秋:植物] 本名は頓とわからず草の花

本名は頓とわからず草の花 漱石 ・全集(昭和10年)で1711-1739の29句は「正岡子規へ送りたる句稿 その三十五 十月十七日」として収める。現在知られる子規への句稿の最後のものである。1739のあとに「正」「漱石拝」と記す。 ・「手帳」(1506参照)では上五は「唐の名は」。 漱石俳句db 1724季…
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漱石の俳句歳時記 桐一葉 [秋:植物] 白壁や北に向ひて桐一葉

白壁や北に向ひて桐一葉 漱石 ・全集(昭和10年)で868-907の40句は「正岡子規へ送りたる句稿 その十七 九月二十五日」として収める。907のあとに日付「二十九年九月二十五日」と「愚陀」の署名がある。 漱石俳句db 894季 語 桐一葉 [秋:植物]制作年 明治29年 写真は民家裏の桐の木 …
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漱石の俳句歳時記 山紅葉 [秋:植物] 山紅葉雨の中行く瀑見かな

山紅葉雨の中行く瀑見かな 漱石 ・全集(昭和10年)で204-253の50句は「正岡子規へ送りたる句稿 その四」に収める。 漱石俳句db 232季 語 山紅葉 [秋:植物]制作年 明治28年 写真は三溪園内苑聴秋閣周辺の紅葉 撮影 2016年12月6日 横浜市中区
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漱石の俳句歳時記 種瓢 [秋:植物] 恩給に事を欠かでや種瓢

恩給に事を欠かでや種瓢 漱石 ・全集(昭和10年)で1380-1399の20句は「正岡子規へ送りたる句稿 その三十」として収める。 漱石俳句db 1394季 語 種瓢 [秋:植物]制作年 明治31年 写真は上行寺境内に生る瓢 撮影 2014年7月26日 横浜市金沢区
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漱石の俳句歳時記 葉鶏頭(雁来紅) [秋:植物] 葉鶏頭高さ五尺に育てけり

葉鶏頭高さ五尺に育てけり 漱石 ・全集(昭30)が「大正二・三年頃」として収める。鶏頭の自画に賛をしたものが知られる(雑誌『渋柿』(大正7年12月))。 漱石俳句db 2311季 語 葉鶏頭(雁来紅) [秋:植物]制作年 大正2年 写真は三溪園外苑の葉鶏頭 撮影 2017年8月10日 横浜市中…
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漱石の俳句歳時記 樽柿 [秋:植物] 樽柿の渋き昔しを忘るゝな

樽柿の渋き昔しを忘るゝな 漱石 ・全集(昭和10年)で1262-1300の39句は「正岡子規へ送りたる句稿 その二十六 十月」として収める。1300のあとに「漱石拝」とある。 漱石俳句db 1262季 語 樽柿 [秋:植物]制作年 明治30年 写真は東松山の民家の樽柿 撮影 2007年12月1日…
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漱石の俳句歳時記 木瓜(ぼけ)の実 [秋:植物] 木瓜の花の役にも立たぬ実となりぬ

木瓜の花の役にも立たぬ実となりぬ 漱石 ・1642-1657の16句は、1506で述べた手帳に記された句。 漱石俳句db 1656季 語 木瓜(ぼけ)の実 [秋:植物]制作年 明治32年 写真は町田市三輪町にて 撮影 2017年7月25日 東京都町田市三輪町
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漱石の俳句歳時記 蘆の花 [秋:植物] 蘆の花夫より川は曲りけり

蘆の花夫より川は曲りけり 漱石 ・全集(昭和10年)で114-159は「正岡子規へ送りたる句稿 その二」に収める。/『海南新聞』(明治28年11月2日)。「川は」を「川の」につくる)。 漱石俳句db 155季 語 蘆の花 [秋:植物]制作年 明治28年 写真は東松山の河原にて 撮影 2007年6…
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漱石の俳句歳時記 蘭の香 [秋:植物] 蘭の香や門を出づれば日の御旗

蘭の香や門を出づれば日の御旗 漱石 ・この句稿を送った9月23日は、秋季皇霊祭(旧制の祭日)。この句から104までの32句を収める句稿は漱石が子規に送った一連の句稿のうち、最初のもの。 ・「正岡子規へ送りたる句稿 その1」。句稿末尾の句(104)の後に、「明治廿八年九月二十三日散策途上口号三十二首」「愚陀仏庵主」とあ…
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漱石の俳句歳時記 南瓜(唐茄子) [秋:植物] 唐茄子の蔓の長さよ隣から

唐茄子の蔓の長さよ隣から 漱石 ・全集(昭和10年)で1659-1709の51句は「正岡子規へ送りたる句稿 その三十四 九月五日」として収める。 漱石俳句db 1705季 語 南瓜(唐茄子) [秋:植物]制作年 明治32年 写真は横浜市鉄町の畑の南瓜 撮影 2017年7月23日 横浜市青葉区 …
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