漱石の俳句歳時記 柳の芽 [春:植物] 柳芽を吹いて四条のはたごかな

柳芽を吹いて四条のはたごかな 漱石 京都での作。漱石は三月十九日から四月十六日まで京都に滞在した。 この句はこの滞在中に磯田多佳に贈った画帖『観自在帖』に記されている。 漱石俳句db2437季 語 柳の芽 [春:植物]制作年大正4年 写真は京都四条付近の鴨川河畔の柳 撮影 2006年3月13日 …
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漱石の俳句歳時記

漱石の俳句歳時記 漱石俳句に季語の写真を添えた歳時記です。 目 次 植物 1-100 | 植物 101-202 季語をクリックすると移動します 101紫苑[秋:植物] 崖下に紫苑咲きけり石の間102瓢(ふくべ)[秋:植物] 容赦なく瓢を叩く糸瓜かな103秋茄子[秋:植物] 秋茄子髭ある人に嫁ぎけり104…
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漱石の俳句歳時記

漱石の俳句歳時記 漱石俳句に季語の写真を添えた歳時記です。 目 次 植物 1-100 | 植物 101-202 季語をクリックすると移動します 1柳の芽 [春:植物] 柳芽を吹いて四条のはたごかな2萩 [秋:植物] 垂れかゝる萩静かなり背戸の川3芙蓉 [秋:植物] 白露や芙蓉したたる音すなり4曼珠沙華 [秋…
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正岡子規へ送りたる句稿 その三十五

句稿 三十五  〔二十九句〕 明治三十二年十月十七日(火) 1711 いかめしき門を這入れば蕎麦の花 1712 粟みのる畠を借して敷地なり 1713 松を出てまばゆくぞある露の原 1714 韋編断えて夜寒の倉に束ねたる 1715 秋はふみ吾に天下の志 1716 頓首して新酒門内に許されず 1717 肌寒と…
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正岡子規へ送りたる句稿 その三十四

句稿 三十四  〔五十一句〕 明治三十二年九月五日(火) 1659 馬渡す舟を呼びけり黍の間 1660 堅き梨に鈍き刃物を添てけり 1661 馬の子と牛の子と居る野菊かな 1662 温泉湧く谷の底より初嵐 1663 重ぬべき単衣も持たず肌寒し 1664 谷底の湯槽を出るやうそ寒み 1665 山里や今宵…
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正岡子規へ送りたる句稿 その三十三

句稿 三十三  〔百五句〕 明治三十二年二月     梅花百五句 1537 夫子貧に梅花書屋の粥薄し 1538 手を入るゝ水餅白し納屋の梅 1539 馬の尻に尾して下るや岨の梅 1540 ある程の梅に名なきはなかり鳧 1541 奈良漬に梅に其香をなつかしむ 1542 相伝の金創膏や梅の花 154…
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正岡子規へ送りたる句稿 その三十二

句稿 三十二  〔七十五句〕 明治三十二年一月 1431 金泥の鶴や朱塗の屠蘇の盃 1432 宇佐に行くや佳き日を選む初暦 1433 梅の神に如何なる恋や祈るらん 1434 うつくしき蜑の頭や春の鯛 1435 蕭条たる古駅に入るや春の夕 1436 兀として鳥居立ちけり冬木立 1437 神苑に鶴放ちけり梅の…
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正岡子規へ送りたる句稿 その三十一

句稿 三十一  〔二十句〕 明治三十一年十月十六日(日) 1402 立枯の唐黍鳴つて物憂かり 1403 逢ふ恋の打たでやみけり小夜砧 1404 蝶来りしほらしき名の江戸菊に 1405 塩焼や鮎に渋びたる好みあり 1406 一株の芒動くや鉢の中 1407 乾鮭のからついてゐる柱かな 1408 病妻の閨に灯と…
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正岡子規へ送りたる句稿 その三十

句稿 三十  〔二十句〕 明治三十一年九月二十八日(水) 1380 小き馬車に積み込まれけり稲の花 1381 夕暮の秋海棠に蝶うとし 1382 離れては寄りては菊の蝶一つ 1383 枚をふくむ三百人や秋の霜 1384 胡児驕つて驚きやすし雁の声 1385 砧うつ真夜中頃に句を得たり 1386 踊りけり…
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正岡子規へ送りたる句稿 その二十九

句稿 二十九  〔二十句〕 明治三十一年五月頃 1358 春雨の隣の琴は六段か 1359 瓢かけてからからと鳴る春の風 1360 鳥籠を柳にかけて狭き庭 1361 来よといふに来らずやみし桜かな 1362 三条の上で逢ひけり朧月 1363 片寄する琴に落ちけり朧月 1364 こぬ殿に月朧也高き楼 1…
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正岡子規へ送りたる句稿 その二十八

句稿 二十八  〔三十句〕 明治三十一年一月六日(木) 1327 行く年や猫うづくまる膝の上 1328 焚かんとす枯葉にまじる霰哉 1329 切口の白き芭蕉に氷りつく 1330 家を出て師走の雨に合羽哉 1331 何をつゝき鴉あつまる冬の畠 1332 降りやんで蜜柑まだらに雪の舟 1333 此炭の喞つ…
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正岡子規へ送りたる句稿 その二十七

句稿 二十七  〔二十句〕 明治三十年十二月十二日(日) 1302 淋しくば鳴子をならし聞かせうか 1303 ある時は新酒に酔て悔多き 1304 菊の頃なれば帰りの急がれて 1305 傘を菊にさしたり新屋敷 1306 去りしとてはむしりもならず赤き菊 1307 一東の韻に時雨るゝ愚庵かな 1308 凩や鐘…
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正岡子規へ送りたる句稿 その二十六

句稿 二十六  〔三十九句〕 明治三十年十月 1262 樽柿の渋き昔しを忘るゝな 1263 渋柿やあかの他人であるからは 1264 萩に伏し薄にみだれ故里は 1265 粟折つて穂ながら呉るゝ籠の鳥 1266 蟷螂の何を以てか立腹す 1267 こおろぎのふと鳴き出しぬ鳴きやみぬ 1268 うつらうつら聞き初…
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正岡子規へ送りたる句稿 その二十五

句稿 二十五  〔六十一句〕 明治三十年五月二十八日(金) 1157 行く春を剃り落したる眉青し 1158 行く春を沈香亭の牡丹哉 1159 春の夜や局をさがる衣の音 1160 春雨の夜すがら物を思はする 1161 埒もなく禅師肥たり更衣 1162 よき人のわざとがましや更衣 1163 更衣て弟の脛何…
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正岡子規へ送りたる句稿 その二十四

句稿 二十四  〔五十一句〕 明治三十年四月十六日(金) 1105 古往今来切つて血の出ぬ海鼠かな 1106 西函嶺を踰えて海鼠に眼鼻なし 1107 土筆物言はずすんすんとのびたり 1108 春寒し墓に懸けたる季子の剣 1109 抜くは長井兵助の太刀春の風 1110 剣寒し闥を排して樊かいが 1111…
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正岡子規へ送りたる句稿 その二十三

句稿 二十三  〔四十句〕 明治三十年二月 1061 酒苦く蒲団薄くて寐られぬ夜 1062 ひたひたと藻草刈るなり春の水 1063 岩を廻る水に浅きを恨む春 1064 散るを急ぎ桜に着んと縫ふ小袖 1065 出代の夫婦別れて来りけり 1066 人に死し鶴に生れて冴返る 1067 隻手此比良目生捕る汐干よな…
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正岡子規へ送りたる句稿 その二十二

句稿 二十二  〔二十二句〕 明治三十年一月 1039 生れ得てわれ御目出度顔の春 1040 五斗米を餅にして喰ふ春来たり 1041 臣老いぬ白髪を染めて君が春 1042 元日や蹣跚として吾思ひ 1043 馬に乗つて元朝の人勲二等 1044 詩を書かん君墨を磨れ今朝の春 1045 元日や吾新たなる願あ…
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正岡子規へ送りたる句稿 その二十一

句稿 二十一  〔六十二句〕 明治二十九年十二月 969 凩や海に夕日を吹き落す 970 吾栽し竹に時雨を聴く夜哉 971 ぱちぱちと枯葉焚くなり薬師堂 972 浪人の寒菊咲きぬ具足櫃 973 謡ふべき程は時雨つ羅生門 974 折り焚きて時雨に弾かん琵琶もなし 975 銀屏を後ろにしたり水仙花 97…
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正岡子規へ送りたる句稿 その二十

句稿 二十  〔二十八句〕 明治二十九年十一月 941 藻ある底に魚の影さす秋の水 942 秋の山松明かに入日かな 943 秋の日中山を越す山に松ばかり 944 一人出て粟刈る里や夕焼す 945 配達ののぞいて行くや秋の水 946 秋行くと山僮窓を排しいふ 947 秋の蠅握つて而して放したり 948 生…
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正岡子規へ送りたる句稿 その十九

句稿 十九  〔十五句〕 明治二十九年十月 926 今年より夏書せんとぞ思ひ立つ 927 独り顔を団扇でかくす不審なり 928 降る雪よ今宵ばかりは積れかし 929 思ひきや花にやせたる御姿 930 影法師月に並んで静かなり 931 きぬぎぬや裏の篠原露多し 932 見送るや春の潮のひたひたに 93…
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正岡子規へ送りたる句稿 その十八

句稿 十八  〔十六句〕 明治二十九年十月 910 行く秋をすうとほうけし薄哉 911 行く秋の犬の面こそけゞんなれ 912 てい袍を誰か贈ると秋暮れぬ 913 祭文や小春治兵衛に暮るゝ秋 914 僧堂で痩せたる我に秋暮れぬ 915 行秋や此頃参る京の瞽女 916 行秋を踏張て居る仁王哉 917 行…
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正岡子規へ送りたる句稿 その十七

句稿 十七  〔四十句〕 明治二十九年九月二十五日(金) 868 初秋の千本の松動きけり 869 鹹はゆき露にぬれたる鳥居哉 870 秋立つや千早古る世の杉ありて 871 見上げたる尾の上に秋の松高し 872 反橋の小さく見ゆる芙蓉哉 873 古りけりな道風の額秋の風 874 鴫立つや礎残る事五十 …
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正岡子規へ送りたる句稿 その十六

句稿 十六  〔三十句〕 明治二十九年八月 838 すゞしさや裏は鉦うつ光琳寺 839 涼しさや門にかけたる橋斜め 840 眠らじな蚊帳に月のさす時は 841 国の名を知つておぢやるか時鳥 842 西の対へ渡らせ給ふ葵かな 843 淙々と筧の音のすゞしさよ 844 橘や通るは近衛大納言 845 朝貌…
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正岡子規へ送りたる句稿 その十五

句稿 十五  〔四十句〕 明治二十九年七月八日(水) 798 海嘯去つて後すさまじや五月雨 799 かたまるや散るや蛍の川の上 800 一つすうと座敷を抜る蛍かな 801 竹四五竿をりをり光る蛍かな 802 うき世いかに坊主となりて昼寐する 803 さもあらばあれ時鳥啼て行く 804 禅定の僧を囲んで…
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正岡子規へ送りたる句稿 その十四

句稿 十四  〔四十句〕 明治二十九年三月二十四日(火) 743 先達の斗巾の上や落椿 744 御陵や七つ下りの落椿 745 金平のくるりくるりと鳳巾 746 舟軽し水皺よつて蘆の角 747 薺摘んで母なき子なり一つ家 748 種卸し種卸し婿と舅かな 749 鶯の鳴かんともせず枝移り 750 仰向て深編…
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正岡子規へ送りたる句稿 その十三

句稿 十三  〔二十七句〕 明治二十九年三月 713 三日月や野は穢多村へ焼て行く 714 旧道や焼野の匂ひ笠の雨 715 春日野は牛の糞まで焼てけり 716 宵々の窓ほのあかし山焼く火 717 野に山に焼き立てられて雉の声 718 野を焼くや道標焦る官有地 719 篠竹の垣を隔てゝ焼野哉 720 村と…
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正岡子規へ送りたる句稿 その十二

句稿 十二  〔百一句〕 明治二十九年三月五日(木) 612 つくばいに散る山茶花の氷りけり 613 烏飛んで夕日に動く冬木かな 614 船火事や数をつくして鳴く千鳥 615 檀築て北斗祭るや剣の霜 (原句 檀築て北斗祭るや夜の霜) 616 龍寒し絵筆抛つ古法眼 617 つい立の龍蟠まる寒さかな 618 …
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正岡子規へ送りたる句稿 その十一

句稿 十一  〔二十句〕 明治二十九年一月二十九日(水) 572 元日に生れぬ先の親恋し 573 あたら元日を餅も食はずに紙衣哉 574 山里は割木でわるや鏡餅 575 砕けよや玉と答へて鏡餅 576 国分寺の瓦掘出す桜かな 577 断礎一片有明桜ちりかゝる 578 堆き茶殻わびしや春の宵 (原句 堆き茶…
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正岡子規へ送りたる句稿 その十

句稿 十  〔四十句〕 明治二十九年一月二十八日(火) 532 此土手で追ひ剥がれしか初桜 (原句 此土手で追ひ剥がれしはいつ初桜) 533 凩に早鐘つくや増上寺 534 谷の家竹法螺の音に時雨けり 535 冴返る頃を御厭ひなさるべし 536 出代りや花と答へて跛なり 537 雪霽たり竹婆娑々々と跳返る …
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正岡子規へ送りたる句稿 その九

句稿 九  〔六十一句〕 明治二十八年十二月十八日(水) 430 飯櫃を蒲団につゝむ孀哉 431 焼芋を頭巾に受くる和尚哉 432 盗人の眼ばかり光る頭巾哉 433 辻番の捕へて見たる頭巾哉 434 頭巾きてゆり落しけり竹の雪 435 さめやらで追手のかゝる蒲団哉 436 毛蒲団に君は目出度寐顔かな …
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正岡子規へ送りたる句稿 その八

句稿 八  〔四十一句〕 明治二十八年十二月十四日(土) 389 定に入る僧まだ死なず冬の月 390 幼帝の御運も今や冬の月 391 寒月やから堀端のうどん売 392 寒月や薙刀かざす荒法師 393 寒垢離や王事もろきなしと聞きつれど 394 絵にかくや昔男の節季候 395 水仙は屋根の上なり煤払 …
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正岡子規へ送りたる句稿 その七

句稿 七  〔六十九句〕 明治二十八年十一月二十二日(金) 319 我脊戸の蜜柑も今や神無月 320 達磨忌や達磨に似たる顔は誰 321 芭蕉忌や茶の花折つて奉る 322 本堂へ橋をかけたり石蕗の花 323 乳兄弟名乗り合たる榾火哉 324 かくて世を我から古りし紙衣哉 325 我死なば紙衣を誰に譲る…
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正岡子規へ送りたる句稿 その六

句稿 六  〔四十七句〕 明治二十八年十一月十三日(水) 272 喰積やこゝを先途と悪太郎 273 婆様の御寺へ一人桜かな 274 雛に似た夫婦もあらん初桜 275 裏返す縞のずぼんや春暮るゝ 276 普陀落や憐み給へ花の旅 277 土筆人なき舟の流れけり 278 白魚に己れ恥ぢずや川蒸気 279 白魚…
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正岡子規へ送りたる句稿 その五

句稿 五  〔十八句〕 明治二十八年十一月六日(水) 254 いたづらに菊咲きつらん故郷は 255 名月や故郷遠き影法師 256 去ん候是は名もなき菊作り 257 野分吹く瀑砕け散る脚下より 258 滝遠近谷も尾上も野分哉 259 凩や滝に当つて引き返す 260 炭売の後をこゝまで参りけり 261 …
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正岡子規へ送りたる句稿 その四

句稿 四  〔五十句〕 明治二十八年十一月三日(日) 明治二十八年十一月二日河の内に至り近藤氏に 宿す。翌三日雨を冒して白猪唐岬に瀑を観る。 駄句数十。  三日夜するす  愚陀仏 204 誰が家ぞ白菊ばかり乱るゝは 205 渋柿の下に稲こく夫婦かな 206 茸狩や鳥居の赤き小松山 207 秋風や坂を…
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正岡子規へ送りたる句稿 その三

句稿 三  〔四十二句〕 明治二十八年十月末作 162 煩悩は百八減つて今朝の春 163 ちとやすめ張子の虎も春の雨 164 恋猫や主人は心地例ならず 165 見返れば又一ゆるぎ柳かな 166 不立文字白梅一木咲きにけり (原句 不立文字梅咲く頃の禅坊主) 167 春風や女の馬子の何歌ふ 168 春の夜の…
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正岡子規へ送りたる句稿 その二

句稿 二  〔四十六句〕 明治二十八年十月 114 凩に裸で御はす仁王哉 115 吹き上げて塔より上の落葉かな (原句 吹き上げて塔より高き落葉かな) 116 五重の塔吹き上げられて落葉かな 117 滝壺に寄りもつかれぬ落葉かな 118 半途より滝吹き返す落葉かな 119 男滝女滝上よ下よと木の葉かな 1…
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正岡子規へ送りたる句稿 その一

句稿 一  〔三十二句〕 明治二十八年九月二十三日(月) 73 蘭の香や門を出づれば日の御旗 74 芭蕉破れて塀破れて旗翩々たり 75 朝寒に樒売り来る男かな 76 朝貌や垣根に捨てし黍のから 77 柳ちる紺屋の門の小川かな 78 見上ぐれば城屹として秋の空 79 烏瓜塀に売家の札はりたり 80 縄簾裏…
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正岡子規へ送りたる句稿

正岡子規へ送りたる句稿 漱石は、明治二十八年五月二十六日付けの子規への見舞いの手紙の中で、「小子近頃俳門に入らんと存候。御閑暇の節は御高示を仰ぎたく候。」と述べ、九月二十三日に第一回の句稿三十二句を送った後、明治三十二年十月十七日の第三十五回句稿二十九句に到るまで膨大な数の句(千四百四十八句)を書き送り、子規の添削を請うた…
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