漱石の俳句歳時記 瓢(ふくべ) [秋:植物] 容赦なく瓢を叩く糸瓜かな

容赦なく瓢を叩く糸瓜かな 漱石 「正岡子規へ送りたる句稿 その三十五」(29句)の1句。 漱石俳句db1737季 語 瓢(ふくべ) [秋:植物]制作年明治32年 写真は菜園に生る瓢箪 撮影 2009年9月12日 場所 神奈川県・川崎
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漱石の俳句歳時記 白菊 [秋:植物] 白菊にしばし逡巡らふ鋏かな

白菊にしばし逡巡らふ鋏かな 漱石 小松武治訳『沙翁物語集』(明治37年6月)の序として発表された十句の一句。 序では、十句それぞれにシェークスピアの作品からの引用を対応させている。 『オセロ』に対応。 漱石俳句db1861季 語 白菊 [秋:植物]制作年明治37年 写真は民家の小菊 撮影 20…
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漱石の俳句歳時記 菊 [秋:植物] 有る程の菊抛げ入れよ棺の中

有る程の菊抛げ入れよ棺の中 漱石 日記(十一月十五日)より。日記には2241-2242の二句の前に「床の中で楠緒子さんの為に手向の句を作る」とある。 漱石俳句db2242季 語 菊 [秋:植物]制作年明治43年 寺に奉納の大輪の菊 撮影 2009年11月22日 場所 東京都・町田
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漱石の俳句歳時記 蘭の花 [秋:植物] 菅公に梅さかざれば蘭の花

菅公に梅さかざれば蘭の花 漱石 「正岡子規へ送りたる句稿 その三十」(20句)の1句。 漱石俳句db1399季 語 蘭の花 [秋:植物]制作年明治31年 寺家ふるさと村に咲く摩耶蘭 撮影 2008年9月21日 場所 神奈川県・横浜
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漱石の俳句歳時記 破れ芭蕉 [秋:植物] 芭蕉破れて塀破れて旗翩々たり

芭蕉破れて塀破れて旗翩々たり 漱石 「正岡子規へ送りたる句稿 その一」(32句)の1句。 漱石俳句db74季 語 破れ芭蕉 [秋:植物]制作年明治28年 民家の破れ芭蕉 撮影 2007年12月29日 場所 神奈川県・川崎
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漱石の俳句歳時記 芭蕉 [秋:植物] 芭蕉ならん思ひがけなく戸を打つば

芭蕉ならん思ひがけなく戸を打つば 漱石 「正岡子規へ送りたる句稿 その二十六」(39句)の1句。 漱石俳句db1291季 語 芭蕉 [秋:植物]制作年明治30年 里山の芭蕉 撮影 2008年10月5日 場所 東京都・町田
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漱石の俳句歳時記 無花果(いちじく) [秋:植物] 無花果や竿に草紙を縁の先

無花果や竿に草紙を縁の先 漱石 全集(大6)が明治四十三年作として収める。 漱石俳句db2251季 語 無花果(いちじく) [秋:植物]制作年明治43年 写真は民家の無花果 撮影 2009年8月21日 場所 神奈川県・横浜
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漱石の俳句歳時記 栗 [秋:植物] 絵所を栗焼く人に尋ねけり

絵所を栗焼く人に尋ねけり 漱石 二月一日の日記に「朝Dulwich」に至りPicture Galleryを見る此辺に至ればさすがの英国も風流閑雅の趣なきに あらず」とあってこの句が記されている。 漱石俳句db1799季 語 栗 [秋:植物]制作年明治34年 写真は民家の栗園の栗の実 撮影 200…
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漱石の俳句歳時記 梨 [秋:植物] 堅き梨に鈍き刃物を添てけり

堅き梨に鈍き刃物を添てけり 漱石 「正岡子規へ送りたる句稿 その三十四」(51句)の1句。 漱石俳句db1660季 語 梨 [秋:植物]制作年明治32年 写真は横浜市青葉区のナシ園の「浜なし」 撮影 2009年8月21日 場所 神奈川県・横浜
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漱石の俳句歳時記 木槿(むくげ) [秋:植物] 縄簾裏をのぞけば木槿かな

縄簾裏をのぞけば木槿かな 漱石 「正岡子規へ送りたる句稿 その一」(32句)の1句。 漱石俳句db80季 語 木槿(むくげ) [秋:植物]制作年明治28年 写真は横浜市青葉区に咲く木槿 撮影 2009年7月10日 場所 神奈川県・横浜
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漱石の俳句歳時記 わすれ草(萱草) [夏:植物] 生れ代るも物憂からましわすれ草

生れ代るも物憂からましわすれ草 漱石 「正岡子規へ送りたる句稿 その十九 十月」(15句)の1句。 漱石俳句db939季 語 わすれ草(萱草) [夏:植物]制作年明治29年 写真は寺家ふるさと村に咲く藪萱草 撮影 2010年7月3日 場所 神奈川県・横浜
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漱石の俳句歳時記 茄子 [夏:植物] 洪水のあとに色なき茄子かな

洪水のあとに色なき茄子かな 漱石 日記(九月二十三日)。日記ではこの句の前に「病後対鏡」とある。 茄子は鏡に写った顔のさま。 漱石俳句db2152季 語 茄子 [夏:植物]制作年明治43年 写真は散策途中の畑の茄子 撮影 2008年9月28日 場所 埼玉県・東松山
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漱石の俳句歳時記 桐の花 [夏:植物] 虚無僧に犬吠えかゝる桐の花

虚無僧に犬吠えかゝる桐の花 漱石 「正岡子規へ送りたる句稿 その二十五 五月二十八日」(61句)の1句。 漱石俳句db1180季 語 桐の花 [夏:植物]制作年明治30年 写真は敦賀市天筒山に咲く桐の花 撮影 2008年5月16日 場所 福井県・敦賀
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漱石の俳句歳時記 撫子(なでしこ) [夏:植物] 撫子に病閑あつて水くれぬ

撫子に病閑あつて水くれぬ 漱石 東京に滞在中、子規主催の句会に参加しての作。 漱石俳句db1223季 語 撫子(なでしこ) [夏:植物]制作年明治30年 写真は出羽街道沿いに咲く撫子の花 撮影 2008年10月11日 場所 秋田県
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漱石の俳句歳時記 虞美人草 [夏:植物] 垣老て虞美人草のあらはなる

垣老て虞美人草のあらはなる 漱石 「正岡子規へ送りたる句稿 その二十五 五月二十八日」(61句)の1句。 漱石俳句db2092季 語 虞美人草 [夏:植物]制作年明治41年 写真は虞美人草(雛罌粟)の花 撮影 2006年6月4日 場所 埼玉県・坂戸
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漱石の俳句歳時記 罌粟(けし)の花 [夏:植物] 八重にして芥子の赤きぞ恨みなる

八重にして芥子の赤きぞ恨みなる 漱石 「正岡子規へ送りたる句稿 その二十五 五月二十八日」(61句)の1句。 漱石俳句db1187季 語 罌粟(けし)の花 [夏:植物]制作年明治30年 写真は雛罌粟(ひなげし)の花 撮影 2006年6月4日 場所 埼玉県・坂戸
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漱石の俳句歳時記 杜若(かきつばた) [夏:植物] 折り添て文にも書かず杜若

折り添て文にも書かず杜若 漱石 「正岡子規へ送りたる句稿 その二十五 五月二十八日」(61句)の1句。 漱石俳句db1186季 語 杜若(かきつばた) [夏:植物]制作年明治30年 写真は寺家ふるさと村の杜若 撮影 2011年5月8日 場所 神奈川県・横浜
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漱石の俳句歳時記 若竹 [夏:植物] 若竹や名も知らぬ人の墓の傍

若竹や名も知らぬ人の墓の傍 漱石 「正岡子規へ送りたる句稿 その二十五 五月二十八日」(61句)の1句。 漱石俳句db1182季 語 若竹 [夏:植物]制作年明治30年 写真は王禅寺の竹林 撮影 2011年5月5日 場所 神奈川県・川崎
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漱石の俳句歳時記 棕櫚の花 [夏:植物] 世はいづれ棕櫚の花さへ穂に出でつ

世はいづれ棕櫚の花さへ穂に出でつ 漱石 「正岡子規へ送りたる句稿 その二十五 五月二十八日」(61句)の1句。 漱石俳句db1175季 語 棕櫚の花 [夏:植物]制作年明治30年 写真は敦賀市天筒山に咲く桐の花 撮影 2008年5月11日 場所 東京都・町田
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漱石の俳句歳時記 若葉 [夏:植物] 若葉して手のひらほどの山の寺

若葉して手のひらほどの山の寺 漱石 「正岡子規へ送りたる句稿 その二十五 五月二十八日」(61句)の1句。 漱石俳句db1208季 語 若葉 [夏:植物]制作年明治30年 写真は王禅寺境内の禅寺丸柿原木の若葉 撮影 2010年6月6日 場所 神奈川県・川崎
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漱石の俳句歳時記 夏木立 [夏:植物] 屠牛場の屋根なき門や夏木立

屠牛場の屋根なき門や夏木立 漱石 全集(大6)が明治四十三年作として収める。 漱石俳句db2252季 語 夏木立 [夏:植物]制作年明治43年 写真は唐招提寺開山御廟前の夏木立 撮影 2002年7月12日 場所 奈良県・奈良
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漱石の俳句歳時記 青梅 [夏:植物] 青梅や空しき籠に雨の糸

青梅や空しき籠に雨の糸 漱石 松根東洋城宛書簡(明治41年6月30日)。 東洋城が文鳥の死を報知したことに対する返信。 漱石俳句db2081季 語 青梅 [夏:植物]制作年明治41年 写真は王禅寺梅林の青梅 撮影 2011年6月11日 場所 神奈川県・川崎
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漱石の俳句歳時記 柿の花 [夏:植物] 据風呂の中はしたなや柿の花

据風呂の中はしたなや柿の花 漱石 「正岡子規へ送りたる句稿 その十五 七月八日」(40句)の1句。 漱石俳句db834季 語 柿の花 [夏:植物]制作年明治29年 写真は寺家ふるさと村柿園の柿の花 撮影 2011年5月27日 場所 神奈川県・横浜
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漱石の俳句歳時記 凌霄(のうぜん) [夏:植物] のうぜんの花を数へて幾日影

のうぜんの花を数へて幾日影 漱石 子規門の大阪の俳人武定巨口(明治十六年生まれ)宛の書簡に記された句。 漱石俳句db1933季 語 凌霄(のうぜん) [夏:植物]制作年明治40年 写真は民家の庭に咲く凌霄の花 撮影 2008年8月13日 場所 神奈川県・横浜
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漱石の俳句歳時記 牡丹 [夏:植物] 牡丹剪つて一草亭を待つ日哉

牡丹剪つて一草亭を待つ日哉 漱石 自画賛の句。一草亭は華道去風流の西川一草亭。 実弟が津田青楓であり、漱石は京都滞在中に親しく交わった。 漱石俳句db2442季 語 牡丹 [夏:植物]制作年大正4年 写真は高蔵寺の牡丹 撮影 2011年4月24日 場所 東京都・町田
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漱石の俳句歳時記 薔薇 [夏:植物] 薔薇ちるや天似孫の詩見厭たり

薔薇ちるや天似孫の詩見厭たり 漱石 井上微笑宛書簡(明治36年6月17日)に書かれたもの。井上微笑(藤太郎)は熊本県球磨郡湯前村の俳人。 漱石俳句db1844季 語 薔薇 [夏:植物]制作年明治36年 写真は民家の生垣に咲く真紅の薔薇 撮影 2011年5月25日 場所 東京都・町田
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漱石の俳句歳時記 土筆 [春:植物] 土筆物言はずすんすんとのびたり

土筆物言はずすんすんとのびたり 漱石 「正岡子規へ送りたる句稿 その二十四 四月十八日」(51句)の1句。 漱石俳句db1107季 語 土筆 [春:植物]制作年明治30年 写真は寺家ふるさと村の土筆 撮影 2010年3月17日 場所 神奈川県・横浜
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漱石の俳句歳時記 蒲公英 [春:植物] 犬去つてむつくと起る蒲公英が

犬去つてむつくと起る蒲公英が 漱石 「正岡子規へ送りたる句稿 その十二 三月五日」(101句)の1句。 漱石俳句db687季 語 蒲公英 [春:植物]制作年明治29年 写真は東松山郊外に咲く蒲公英 撮影 2006年3月18日 場所 埼玉県・東松山
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漱石の俳句歳時記 菫 [春:植物] 菫程な小さき人に生れたし

菫程な小さき人に生れたし 漱石 「正岡子規へ送りたる句稿 その二十三 二月」(40句)の1句。 漱石俳句db1098季 語 菫 [春:植物]制作年明治30年 写真は鎌倉円覚寺境内に咲く菫 撮影 2006年4月7日 場所 神奈川県・鎌倉
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漱石の俳句歳時記 菜畑 [春:植物] 海見えて行けども行けども菜畑哉

海見えて行けども行けども菜畑哉 漱石 「正岡子規へ送りたる句稿 その十二 三月五日」(101句)の1句。 漱石俳句db 697季 語 菜畑 [春:植物]制作年 明治29年 写真は東松山の民家の菜の花畑 撮影 2008年4月5日 場所 埼玉県・東松山
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漱石の俳句歳時記 菜の花 [春:植物] 菜の花の中へ大きな入日かな

菜の花の中へ大きな入日かな 漱石 「正岡子規へ送りたる句稿 その二十四 四月十八日」(51句)の1句。 漱石俳句db1131季 語 菜の花 [春:植物]制作年明治30年 写真は寺家ふるさと村に咲く名の花 撮影 2011年2月27日 場所 神奈川県・横浜
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漱石の俳句歳時記 木瓜の花 [春:植物] 木瓜咲くや漱石拙を守るべく

木瓜咲くや漱石拙を守るべく 漱石 「正岡子規へ送りたる句稿 その二十三 二月」(40句)の1句。 漱石俳句db1091季 語 木瓜の花 [春:植物]制作年明治30年 写真は三輪の里に咲く木瓜の花 撮影 2010年3月13日 場所 東京都・町田
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漱石の俳句歳時記 門柳 [春:植物] 門柳五本並んで枝垂れけり

門柳五本並んで枝垂れけり 漱石 「正岡子規へ送りたる句稿 その十二 三月五日」(101句)の1句。 漱石俳句db623季 語 門柳 [春:植物]制作年明治29年 写真は丸亀城濠端の柳 撮影 2011年3月12日 場所 香川県・丸亀
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