夏目漱石俳句集 <五十音順> わ


夏目漱石俳句集


<五十音順>





わか 若鮎の焦つてこそは上るらめ 1133
吾庵は氷柱も歳を迎へけり 571
吾栽し竹に時雨を聴く夜哉 970
わが歌の胡弓にのらぬ朧かな 1517
吾影の吹かれて長き枯野哉 2039
若草や水の滴たる蜆籠 624
吾恋は闇夜に似たる月夜かな 18
吾心点じ了りぬ正に秋 2497
我脊戸の蜜柑も今や神無月 319
若竹の夕に入て動きけり 1183
若竹や名も知らぬ人の墓の傍 1182
若党や一歩さがりて梅の花 685
若菜摘む人とは如何に音をば泣く 539
吾猫も虎にやならん秋の風 2518
若葉して縁切榎切られたる 1177
若葉して籠り勝なる書斎かな 1657
若葉して手のひらほどの山の寺 1208
若葉して半簾の雨に臥したる 1173
若葉して又新なる心かな 1930
わがやどの柿熟したり鳥来たり 107
わかるゝや一鳥啼て雲に入る 786
別るゝや夢一筋の天の川 2123
わき 吾妹子に揺り起されつ春の雨 733
吾妹子を客に口切る夕哉 462
吾妹子を夢みる春の夜となりぬ 1804
わく 湧くからに流るゝからに春の水 1370
わす 忘れしか知らぬ顔して畠打つ 936
わせ 早稲晩稲花なら見せう萩紫苑 1395
わた 渡殿の白木めでたし秋の雨 1903
綿帽子面は成程白からず 457
渡らんとして谷に橋なし閑古鳥 1185
わひ 侘住居作らぬ菊を憐めり 2018
わら 藁打てば藁に落ちくる椿哉 2392
藁葺に移れば一夜秋の雨 2028
藁葺をまづ時雨けり下根岸 1029
われ 吾老いぬとは申すまじ更衣 829
吾折々死なんと思ふ朧かな 1519
我死なば紙衣を誰に譲るべき 325
吾に媚ぶる鶯の今日も高音かな 2051
我に許せ元日なれば朝寝坊 1430
我一人松下に寐たる日永哉 2333
我一人行く野の末や秋の空 2319
我も人も白きもの着る涼みかな 863
吾も亦衣更へて見ん帰花 345
我病めり山茶花活けよ枕元 297
我を馬に乗せて悲しき枯野哉 313


  

Copyright(C) まさじ (Masaji) 2009-

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