夏目漱石俳句集 <五十音順> つ


夏目漱石俳句集


<五十音順>





つい つい立の龍蟠まる寒さかな 617
つか 塚一つ大根畠の広さ哉 427
つき 月落ちて仏灯青し梅の花 625
月今宵もろもろの影動きけり 1916
月さして風呂場へ出たり平家蟹 1285
月天心もろもろの影動きけり 1916
月斜め筍竹にならんとす 795
月に射ん的は栴檀弦走り 316
月にうつる擬宝珠の色やとくる霜 1816
月に望む麓の村の梅白し 1577
月に行く漱石妻を忘れたり 1280
月の梅貴とき狐裘着たりけり 1612
月升つて再び梅に徘徊す 1632
月升つて枕に落ちぬ梅の影 1609
月東君は今頃寐て居るか 909
月を亘るわがいたつきや旅に菊 2146
つく 土筆物言はずすんすんとのびたり 1107
土筆人なき舟の流れけり 277
つくづくと行燈の夜の長さかな 2216
つくばいに散る山茶花の氷りけり 612
作らねど菊咲にけり折りにけり 901
つし 辻占のもし君ならば朧月 632
辻駕籠に朱鞘の出たる柳哉 495
辻君に袖牽れけり子規 1168
辻の月座頭を照らす寒さ哉 337
辻番の捕へて見たる頭巾哉 433
つつ つゝじ咲く岩めり込んで笑ひ声 605
筒袖や秋の柩にしたがはず 1824
鼓打ちに参る早稲田や梅の宵 2046
鼓うつや能楽堂の秋の水 987
つな 海嘯去つて後すさまじや五月雨 798
つね 経政の琵琶に御室の朧かな 2373
つの 角落ちて首傾けて奈良の鹿 1130
つは 椿とも見えぬ花かな夕曇 2443
乙鳥や赤い暖簾の松坂屋 777
つま 爪下り海に入日の菜畑哉 706
つみ 罪もうれし二人にかゝる朧月 1858
つめ 冷たくてやがて恐ろし瀬戸火鉢 450
つめたくも南蛮鉄の具足哉 425
つや 通夜僧の経の絶間やきりぎりす 31
つゆ 露けさの庵を繞りて芙蓉かな 2005
露けさの里にて静かなる病 2248
露けさの中に帰るや小提灯 2006
つり 釣鐘に雲氷るべく山高し 1452
釣鐘のうなる許りに野分かな 1899
釣鐘をすかして見るや秋の海 1747
釣台に野菊も見えぬ桐油哉 2206
つる 鶴獲たり月夜に梅を植ん哉 559
弦音になれて来て鳴く小鳥かな 45
弦音にほたりと落る椿かな 44
つるぎ洗ふ武夫もなし玉霰 1492
蔓で堤げる目黒の菊を小鉢哉 2227
鶴の影穂蓼に長き入日かな 2156
釣瓶きれて井戸を覗くや今朝の秋 1696
鶴を切る板は五尺の春の椽 1376
つるんだる蜻蛉飛ぶなり水の上 1426
つれ 連立て帰うと雁皆去りぬ 729
つれづれを琴にわびしや春の雨 2317
つわ 兵ものに酒ふるまはん菊の花 138
つん 聾なる僕藁を打つ冬籠 1047


  

Copyright(C) まさじ (Masaji) 2009-

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