夏目漱石俳句集 <五十音順> く


夏目漱石俳句集


<五十音順>





くあ 句あるべくも花なき国に客となり 1823
くい 喰積やこゝを先途と悪太郎 272
くこ 枸杞の垣田楽焼くは此奥か 641
くさ 草刈の籃の中より野菊かな 1679
草刈の籠の目を洩る桔梗かな 2024
草双紙探す土蔵や春の雨 2342
草尽きて松に入りけり秋の風 2104
草共に桔梗を垣に結ひ込みぬ 2022
くさめして風引きつらん網代守 363
草山に馬放ちけり秋の空 1667
草山の重なり合へる小春哉 157
草山や南をけづり麦畑 762
くす 屑買に此髭売らん大晦日 406
屑買の垣より呼べば蝶黄なり 1920
樟の香や村のはづれの苔清水 1958
薬喰夫より餅に取りかゝる 372
薬掘昔不老の願あり 1236
くた 砕けよや玉と答へて鏡餅 575
愚陀仏は主人の名なり冬籠 381
くち 口惜しや男と生れ春の月 581
口切にこはけしからぬ放屁哉 461
口切や南天の実の赤き頃 460
くつ 靴足袋のあみかけてある火鉢哉 1642
轡虫すはやと絶ぬ笛の音 192
くに 国の名を知つておぢやるか時鳥 841
くま 熊笹に兎飛び込む霰哉 1319
熊の皮の頭巾ゆゝしき警護かな 1803
くも 雲起す座右の梅や列仙伝 1623
蛛落ちて畳に音す秋の灯細し 1300
雲来り雲去る瀑の紅葉かな 244
雲少し榛名を出でぬ秋の空 1992
雲処々岩に喰ひ込む紅葉哉 147
雲の影山又山を這ひ回り 7
雲の峰風なき海を渡りけり 1792
雲を洩る日ざしも薄き一葉哉 2181
雲を呼ぶ座右の梅や列仙伝 1623
くら くらがりに団扇の音や古槐 854
暗がりに雑巾を踏む寒哉 1448
蔵つきたり紅梅の枝黒い塀 725
くり 栗はねて失せけるを灰に求め得ず 1813
栗を焼く伊太利人や道の傍 1812
くる 来る秋のことわりもなく蚊帳の中 1324
くれ 呉竹の垣の破目や梅の花 552
暮れなんとしてほのかに蓼の花を踏む 1905
呉橋や若菜を洗ふ寄藻川 1442
くろ 黒船の瀬戸に入りけり雲の峰 815
黒塀にあたるや妹が雪礫 2031
くん 薫ずるは大内といふ香や春 1084
郡長を泊めてたまたま鹿の声 1988
薫風や銀杏三抱あまりなり 1033


  

Copyright(C) まさじ (Masaji) 2009-

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