夏目漱石俳句集

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zoom RSS 漱石の俳句歳時記

<<   作成日時 : 2010/10/31 10:12   >>

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漱石の俳句歳時記


漱石俳句に季語の写真を添えた歳時記です。

目 次


植物 1-100 | 植物 101-

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101紫苑[秋:植物] 崖下に紫苑咲きけり石の間
102瓢(ふくべ)[秋:植物] 容赦なく瓢を叩く糸瓜かな
103秋茄子[秋:植物] 秋茄子髭ある人に嫁ぎけり
104[秋:植物] 芋洗ふ女の白き山家かな
105芋の葉[秋:植物] 芋の葉をごそつかせ去る鹿ならん
106蕃椒(とうがらし)[秋:植物] 赤き物少しは参れ蕃椒
107[秋:植物] 稲熟し人癒えて去るや温泉の村
108稲の花[秋:植物] 孔孟の道貧ならず稲の花
109蕎麦の花[秋:植物] いかめしき門を這入れば蕎麦の花
110女郎花(おみなえし)[秋:植物] 女郎花土橋を二つ渡りけり

111男郎花(おとこえし)[秋:植物] 女郎花を男郎花とや思ひけん
112吾亦紅(われもこう)[秋:植物] 路岐して何れか是なるわれもかう
113蓼の花[秋:植物] 暮れなんとしてほのかに蓼の花を踏む
114烏瓜[秋:植物] 世は貧し夕日破垣烏瓜
115[秋:植物] 新酒売る家ありて茸の名所哉
116[秋:植物] いたつきも久しくなりぬ柚は黄に
117櫨紅葉[秋:植物] 二三本竹の中也櫨紅葉に
118一葉[秋:植物] 雲を洩る日ざしも薄き一葉哉
119[秋:植物] 無雑作に蔦這上る厠かな
120秋草[秋:植物] 秋草を仕立てつ墓を守る身かな

121花芒[秋:植物] 長短の風になびくや花芒
122小萩[秋:植物] 夜をもれと小萩のもとに埋めけり
123唐黍[秋:植物] 立枯の唐黍鳴つて物憂かり
124菊の香[秋:植物] 菊の香や幾鉢置いて南縁
125菊作り[秋:植物] 八寸の菊作る僧あり山の寺
126落葉[冬:植物] 吹き上げて塔より上の落葉かな
127冬木立[冬:植物] 冬木立寺に蛇骨を伝へけり
128枯尾花[冬:植物] 枯残るは尾花なるべし一つ家
129梅の主(人)[春:植物] 竹藪の青きに梅の主人哉
130梅の宿[春:植物] 梅の宿残月硯を蔵しけり

131青柳[春:植物] 青柳の日に緑なり句を撰む
132蓮の葉[夏:植物] 蓮の葉に蜘蛛下りけり香を焚く
133[夏:植物] 蓼痩せて辛くもあらず温泉の流
134白蓮[夏:植物] 白蓮に仏眠れり磬落ちて
135秋海棠[秋:植物] 夕暮の秋海棠に蝶うとし
136糸瓜[秋:植物] 長けれど何の糸瓜とさがりけり
137むら紅葉[秋:植物] 瀑暗し上を日の照るむら紅葉
138銀杏散る[秋:植物] 鐘つけば銀杏ちるなり建長寺
139菊の主[秋:植物] 青山に移りていつか菊の主
140稲の波[秋:植物] 汽車去つて稲の波うつ畑かな

141桔梗[秋:植物] むつとして口を開かぬ桔梗かな
142末枯(うらがれ)[秋:植物] 苔青く末枯るゝべきものもなし
143木の葉[冬:植物] 風に聞け何れか先に散る木の葉
144冬木[冬:植物] 烏飛んで夕日に動く冬木かな
145[新年:植物] 薺摘んで母なき子なり一つ家
146枸杞(くこ)[春:植物] 枸杞の垣田楽焼くは此奥か
147草芳し[春:植物] 日毎踏む草芳しや二人連
148若草[春:植物] 若草や水の滴たる蜆籠
149早蕨[春:植物] 早蕨の拳伸び行く日永哉
150[春:植物] 芹洗ふ藁家の門や温泉の流

151母子草(御形)[春:植物] 奈良七重菜の花つゞき五形咲く
152蘆の角[春:植物] 曳船やすり切つて行く蘆の角
153[春:植物] 亭寂寞薊鬼百合なんど咲く
154橘の花[夏:植物] 橘や通るは近衛大納言
155柑子(こうじ)の花[夏:植物] 漢方や柑子花さく門構
156青葉[夏:植物] 青葉勝に見ゆる小村の幟かな
157茂り[夏:植物] 石段の一筋長き茂りかな
158卯の花[夏:植物] 細き手の卯の花ごしや豆腐売
159梧桐(ごどう)[夏:植物] 影多き梧桐に据る床几かな
160一八(いちはつ)[夏:植物] 一八の家根をまはれば清水かな

161[夏:植物] ひとり咲いて朝日に匂ふ葵哉
162芥子[夏:植物] 本来はちるべき芥子にまがきせり
163姫百合[夏:植物] 姫百合に筒の古びやずんど切
164紅の花[夏:植物] 願かけて観音様へ紅の花
165[夏:植物] 玻璃盤に露のしたゝる苺かな
166南瓜の花[夏:植物] なんのその南瓜の花も咲けばこそ
167[夏:植物] 麦二寸あるは又四五寸の旅路哉
168[夏:植物] 瓜西瓜富婁那ならぬはなかりけり
169真桑瓜[夏:植物] 吹井戸やぼこりぼこりと真桑瓜
170夕顔[夏:植物] 淋しくもまた夕顔のさかりかな

171荻の声[秋:植物] 苫もりて夢こそ覚むれ荻の声
172穂蓼[秋:植物] 鶴の影穂蓼に長き入日かな
173南瓜(唐茄子)[秋:植物] 唐茄子の蔓の長さよ隣から
174蘭の香[秋:植物] 蘭の香や門を出づれば日の御旗
175蘆の花[秋:植物] 蘆の花夫より川は曲りけり
176木瓜(ぼけ)の実[秋:植物] 木瓜の花の役にも立たぬ実となりぬ
177樽柿[秋:植物] 樽柿の渋き昔しを忘るゝな
178葉鶏頭(雁来紅)[秋:植物] 葉鶏頭高さ五尺に育てけり
179種瓢[秋:植物] 恩給に事を欠かでや種瓢
180山紅葉[秋:植物] 山紅葉雨の中行く瀑見かな

181桐一葉[秋:植物] 白壁や北に向ひて桐一葉
182柳散る[秋:植物] 柳ちる紺屋の門の小川かな
183草の花[秋:植物] 本名は頓とわからず草の花


掲載予定 (5句)

盆梅[春:植物]
海苔[春:植物]
[秋:植物]
[秋:植物]
粟の穂[秋:植物]



1-100 | 101-

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