夏目漱石俳句集

アクセスカウンタ

zoom RSS 夏目漱石俳句集 <季語別> 寒し(寒さ) [冬:時候]

<<   作成日時 : 2010/01/09 22:59   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0



寒し(寒さ) [冬:時候]




寒し

何となく寒いと我は思ふのみ  318
夜や更ん庭燎に寒き古社  353
夕日寒く紫の雲崩れけり  367
山陰に熊笹寒し水の音  409
蛇を斬つた岩と聞けば淵寒し  429

龍寒し絵筆抛つ古法眼  616
六波羅へ召れて寒き火桶哉  1019
剣寒し闥を排して樊かいが  1110
天草の後ろに寒き入日かな  1338
僧帰る竹の裡こそ寒からめ  1354

巌窟の羅漢共こそ寒からめ  1451
泊り合す旅商人の寒がるよ  1461
只寒し天狭くして水青く  1474
ニッケルの時計とまりぬ寒き夜半  1501
花売に寒し真珠の耳飾  1820

ともし寒く梅花書屋と題しけり  1852
只寒し封を開けば影法師  1877

(寒さ)

弁慶に五条の月の寒さ哉  202
四壁立つらんぷ許りの寒哉  307
疝気持臀安からぬ寒哉  308
辻の月座頭を照らす寒さ哉  337
里神楽寒さにふるふ馬鹿の面  352

仲仙道夜汽車に上る寒さ哉  377
西行の白状したる寒さ哉  378
温泉をぬるみ出るに出られぬ寒さ哉  379
本堂は十八間の寒さ哉  380
碧譚に木の葉の沈む寒哉  414

暁の埋火消ゆる寒さ哉  444
うつむいて膝にだきつく寒哉  524
雪洞の廊下をさがる寒さ哉  529
つい立の龍蟠まる寒さかな  617
村長の羽織短かき寒哉  978

革羽織古めかしたる寒かな  979
野を行けば寒がる吾を風が吹く  981
夕日逐ふ乗合馬車の寒かな  983
大将は五枚しころの寒さかな  1000
無提灯で枯野を通る寒哉  1444

暗がりに雑巾を踏む寒哉  1448
巌頭に本堂くらき寒かな  1455
新道は一直線の寒さかな  1493
立ん坊の地団太を踏む寒かな  1527
べんべらを一枚着たる寒さかな  1528

追分で引き剥がれたる寒かな  1770
白金に黄金に柩寒からず  1800
三階に独り寐に行く寒かな  1822
内陣に仏の光る寒哉  2320





Copyright(C) まさじ (Masaji) 2009-

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
夏目漱石俳句集 <季語別> 寒し(寒さ) [冬:時候] 夏目漱石俳句集/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる